1月8日から12日の5日間、会社の研修でマカオに滞在していた。

私が勤めるCitrixでは、1月の年度スタート時に社員を集めた研修イベントを行うのが慣例になっている。数年前までは、本社のあるフロリダに世界中の社員が集まっていたのだが、昨今では社員の数が増えすぎて一箇所に集めるのは難しくなったらしく、全世界を2つに分割して開催されるようになった。「アジア太平洋地区」の研修イベントとしてマカオで開催されるのは、去年に引き続き今年が2回目。実はこちらのエントリで紹介した「Start with Why」は、1年前のマカオでの研修で教材として使われたものだ。

研修の内容自体は、残念ながら現時点ではBlogで公開することは出来ないので、それ以外の面でのマカオ滞在に関する雑感をまとめておきたい。

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真っ先に印象に残ったのが、諸外国から来た同僚達から、真っ先に震災のことを聞かれたこと。かなり心配してくれていたらしい。多額の寄付をしてくれた者もいて、そのお礼を言うとともに、今の日本の現状を「大丈夫」と言うべきか「大丈夫じゃない」と言うべきか自分でも分からなくなってしまい、ましてやそれを英語で説明しなければいけないものだから、相当に苦労したことを覚えている。

研修は、「City Of Dreams」と呼ばれる、カジノを中心に複数のホテルが集まる施設内のイベント会場を借り切って行われた。
City Of Dreams Macau
ここは豪華そうな施設の割にはレンタル料金が安く、円高もあって日本で同程度の設備を借りるよりも相当に安価にすむらしい。にわかに信じ難いが、参加した社員の飛行機による移動費を加えても、マカオ開催のほうが安く済むとのこと。

ホテルの室内は、ちょっとした大名気分だが、これでも一泊二万円以下。
Room of Grand Hyatt Macau



研修施設のある一角は、「コタイ地区」と呼ばれ、かつては海だったが比較的最近(2000年頃)に埋め立てられた地区らしい。マカオの観光資源である豪華なカジノが立ち並び、建物だけを見るとLas Vegasと勘違いしそう。

<こちらは研修会場すぐ隣の、マカオのVenetian Resort>
Venetian Macu

<こちらは本家Las VegasのThe Venetian>
Las Vegas The Venetian


Venetianホテルは、Las Vegasが「本家」かもしれないが、「Venetian」のコンセプトは、実はイタリアの都市ベネチアのいわばパロディー。それだけでなく、Las Vegasと言う町自体が、Venetianやエジプトのルクソールなど、世界中の都市文化のパロディーなわけで、さらにそのLas Vegasを真似たマカオは、「パロディーのそのまたパロディー」と言う、何とも微妙な位置づけになっている。

とは言っても、マカオのカジノの売上げ規模は、本家Las Vegasを上回っているらしいので、パロディーだからと笑ってばかりもいられない。
そのマカオのカジノに大金を貢いでいるのは誰かと言うと、かの製紙会社の御曹司のような日本人も一部いるかもしれないが、大半はお隣中国の富裕層なわけで、超大国中国の底力を身をもって実感したような気がした。


ご多分にもれず、研修に参加した同僚のCitrix社員たちも、そこそこの金額をカジノに貢いでいたようす。私はと言えば、賭け事には全く関心がないので、研修以外はもっぱら食事を楽しんでいた。

全般に美味しい中華料理が食べられるが、なかでも絶対にお勧めなのが「六棉酒家」

最初はホテルのコンシェルジュに薦められて行った店なのだが、本格中華料理が実に美味しいうえに、信じられないほど安い!!(一人3千円程度で、相当豪華なものが食べられる) 
この店は「地球の歩き方」にも載っていないし、Webで調べても日本語での紹介記事は非常に少ないので、観光客よりも地元の人々をターゲットにした店なのだろう。穴場と言ってよい。
そのためか、この店の唯一の難点は、店員に英語がなかなか通じないこと。

以下、六棉酒家で食べた料理の写真いくつか。
六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

六棉酒家

こんなのばかりを、たらふく食べていたので、帰国後は恐ろしくて体重計に乗ることが出来ない。

(Las Vegasの写真以外は、全てiPhone 4Sのカメラで撮影)